スポーツ現場でのより安全な緊急時対応を模索するため、様々な職域の枠にとらわれず、より具体的な見解を導くための専門的、実際的な議論をすることを目的にスポーツ救急サミットを開催しています。現場で起こった事故に対する判断について、グレーゾーンに迫ります。スポーツ現場で求められる応急処置、安全管理、緊急時対応計画などをテーマにより安全な環境整備を目的として、年1回違ったテーマを設定して実施しています。

過去のスポーツ救急サミット
第9回『スポーツ現場を想定した救急シミュレーション
〜ファーストレスポンダーにおける救急対応の実践〜』
「ファーストレスポンダーにおけるシミュレーション教育の必要性」
山本 利春 氏(国際武道大学体育学部・大学院 教授)
「スポーツ現場の救急対応における初期評価」
八田 倫子 氏(NPO法人スポーツセーフティジャパン 副代表理事)
「スポーツ現場の救急対応における搬送法の実際」
砂川 憲彦 氏(帝京平成大学人文社会学部 教授)
「スポーツ現場を想定した救急シミュレーションの実際」
笠原 政志 氏(国際武道大学体育学部・大学院 教授)
@2024,03,30 国際武道大学
第8回『学校・スポーツ現場におけるバイスタンダーの救急対応に関する実態』
「競技現場における審判員の救急対応の実態」
森田 秀一 氏(帝京大学医療技術学部柔道整復学科 助教)
「学校現場における教員および養護教諭の救急対応の実態」
笠原 政志 氏(国際武道大学体育学部・大学院 教授)
「学校外スポーツにおける指導者の救急対応の実態」
佐野 颯斗 氏(国際武道大学武道スポーツセンター 嘱託職員)
「トレーニングジムにおけるトレーニング指導者の救急対応の実態」
森 実由樹 氏(国際武道大学体育学部 准教授)
@2023,03,10 オンライン
第7回『スポーツ現場における救急対応システムの構築
〜活動現場に即した緊急時対応計画(EAP)の作成〜』
「学校スポーツ事故対策における救急対応システムの構築と体育指導者教育の必要性」
山本 利春 氏(国際武道大学 教授)
「TOKYOオリンピック・パラリンピックにおける救急対応〜トランポリン競技編〜」
山口 貴久 氏
(仙台大学 准教授/TOKYOオリンピック・パラリンピックトランポリン競技救護トレーナー)
「コロナ禍における水辺の救急対応〜海水浴場のおける安全対策の観点から〜」
林 昌広 氏(国際武道大学大学院/千葉県ライフセービング協会 会長)
@2022,01,08日 オンライン
第6回『スポーツ指導者が抑えておきたいスポーツ現場の事故対策
〜スポーツ現場・リモート指導者の安全対策はできていますか?〜』
「スポーツ指導者が知っておくべきスポーツ事故対策に必要な基礎知識」
望月 浩一郎 弁護士(虎ノ門共同法律事務所 日本スポーツ法学会理事)
【パネルディスカッション】「スポーツ現場におけるスポーツ事故対策に向けた取り組み」
「民間におけるスポーツスクールの取り組み」
遠山 健太 氏(株式会社ウィンゲート 代表取締役)
「学校現場における取り組み」
金澤 良 氏(岩倉高等学校 養護教諭)
「学校外スポーツ現場におけるスポーツ傷害の実態と指導者の救急対応の実態」
笠原 政志 氏(国際武道大学体育学部 教授)
@2021,01,23 オンライン
第5回『スポーツ現場における救急体制の構築〜世界大会での事例と今後に向けた取り組み〜』
「ラグビーワールドカップ2019日本大会における救急体制の実際」
守屋 拓郎 氏(ラグビーワールドカップ組織委員会Medical Advisory Group Medical Officer
千葉労災病院スポーツ医学センター 整形外科副部長)
「第16回世界女子ソフトボール選手権大会における救急体制の実際
〜長時間における暑熱環境下での取り組み〜」
清水 伸子 氏(国際武道大学体育学部 特任助教)
@2020,02,11 岩倉高等学校
第4回『スポーツ現場におけるファーストエイドの疑問と課題』
「RICE処置の疑問と課題・挫傷処置における冷却の是非」
笠原 政志 氏(国際武道大学体育学部・大学院武道スポーツ研究科 准教授)
「創傷処置の疑問と課題・洗浄、消毒、止血、感染予防に関するアップデート」
田中 秀治 氏(国士舘大学体育学部・大学院救急システム研究科 教授)
【救急法実技セッション】「RICE処置・統計部外傷対応」
@2019,01,12 慶應義塾大学日吉キャンパス
第3回『スポーツ現場における救急体制〜緊急時対応計画(EAP)の普及に向けて〜』
「学校現場におけるEAPの実際-体育大学の取り組み-」
清水 伸子 氏(国際武道大学体育学科 助手)
「プロスポーツにおけるEAPの実際-プロ野球の取り組み-」
岩垣 光洋 氏(読売巨人軍 アスレティックトレーナー)
「EAP実施時のリスク管理と救急体制の構築にむけて-メディカルコントロールの立場から-」
寺谷 俊康 氏(厚生労働省医系技官/千葉県ラグビーフットボール協会安全対策委員長)
〔全消防庁専門官、現原子力規制庁、元救急医〕
【ハーフタイムイベント】
・スポーツ救急ニュースの紹介
・救急対応に関わるフリートレーニングエリア
【総合ディスカッション】「日本中の運動・スポーツ環境にEAPを普及するためには?」
@2017,12,17 帝京大学池袋キャンパス
第2回『脊柱外傷の対応その2/頚椎損傷の対応〜教育方法とスキルの持続性について議論する〜』
【ワークショップ】座長:山本 利春 氏(国際武道大学体育学部)、田中 秀治 氏(国士舘大学体育学部)
①救急救命士の教育、及びJPTECファーストレスポンダーコース
高橋 宏幸 氏(国士舘大学体育学部、救急救命士)
②全米アスレティックトレーナーの教育、及びNATAポジションステイトメント
佐保 豊 氏(NPO法人スポーツセーフティジャパン、NATA-ATC)
③日本のトレーナー教育、及びスポーツ現場の現状
太田 千尋 氏(慶應義塾大学ラグビー部、JASA-AT)
【オープニングプレゼンテーション】
「スパインボードに関するアメリカATプログラムでの教育の現状」
阿部 さゆり 氏(テキサスA&M大学コーバスクリスティー校臨床助教授)
【最新情報アップロード】テーマ「脳震盪」
【スキルアップトレーニング】心肺蘇生法とバックボードの脊柱固定法
@2016,11,27 法政大学市ヶ谷キャンパス
第1回『~垣根を越えて~』
【講演】
①スポーツ現場の頚椎外傷の実際と処置における留意点
坂根 正孝 氏(筑波大学医学医療系整形外科、脊椎専門医)
②頚椎外傷患者の救急搬送の実際
佐宗 昇 氏(小田原市消防本部、救急救命士)
③全米アスレティックトレーナー協会の頚椎外傷の対応に関する指針について
佐保 豊 氏 (NPO法人スポーツセーフティージャパン、NATA-ATC )
④スポーツ現場での頚椎損傷への対応の問題点
太田 千尋 氏(慶應大学ラグビー部、JASA-AT)
【実技デモを通した総合ディスカッション】
座長:山本 利春 氏(国際武道大学体育学部)
演者:上記講演者 4名
@2015,11,29 中央大学後楽園キャンパス